宝くじの口座登録は危ないって本当?当たるとバレるし・税金は?

宝くじで、夢の高額当選!一攫千金を夢見ている人は多いと思います。

しかし、宝くじが当たった際に「入金する口座を登録すると危ないのでは?」と思ったことはありませんか?

その他、当選した後の危険性について詳しく知っている人は少ないはずです。

 

そこで今回は、宝くじの口座登録は危ないって本当?について調べました。

また宝くじは当たるとバレるし・税金はかかるのかという疑問も確認していきましょう。

 

宝くじの口座登録は危ないって本当?

結論から言うと、宝くじの口座登録は危なくはありません

宝くじで高額当選した場合は当選金は現金で受け取らず、指定の銀行の預金口座に振り込んでもらうのが一般的だからです。

例えば1億円当選したとして、全額を銀行に預けることも可能ですが、万が一銀行が破綻・倒産したら預金保険制度によって保護されるのは元本1,000万円と破綻日までの利息のみ

預金額の全額が手元に戻るとは限らないので、全額を銀行の預金口座に預けっぱなしというのは危ないので覚えておくといいですね。

 

また高額当選を狙った詐欺が発生しているので、宝くじ公式サイトや大手銀行以外はとても危険です。

必ず社会的に信頼のおける銀行で取り引きをしましょう!

 

宝くじは当たるとバレる?

結論から言うと、銀行側が当選者の情報を漏らすということは決してありません


日本の銀行の規定では「宝くじ当選者の情報を外部に漏らしてはいけない」と定められているからです。

もし当選者の情報を漏らしてしまうと、守秘義務違反として法律で罰せられてしまいます

 

苦労せずに大金が手に入る宝くじですが、当選しても近所の人や職場の同僚といった周りの人には恩恵がないのでバレると妬まれることもあるでしょう。

いつどこでバレたのか「高額当選したことがバレていて対応に困ってしまった…」という人もいました。

またお金目当てで近づいてくる人もいるので、高額当選したら急に近づいてくる人には気をつけましょう

<当選したことがバレる理由>
・ついぽろっと言ってしまう
・暮らしが贅沢になって気付かれる
・なにかと大盤振る舞いをしてしまう
・家族が周りの人に話してしまう
・仕事を急に辞める など


宝くじが当選したら税金がかかる?

結論から言うと、宝くじの当選金は非課税所得と定められているので所得税を納める必要はありません

当せん金付証票法」は所謂宝くじ法といわれる法律によって、当選金額の大小に関わらず所得税を納める必要がないからです。

税金の対象になる所得とみなされないので所得税も住民税もかかりません

当選金は全額自由に使えますし、確定申告をする必要もありません

 

しかし、非課税と決められているのはあくまでも宝くじの購入者が当選金を受け取った場合に限ります。

家族や他人への分配や贈与などの資金移動があった場合は、贈与税相続税の課税対象となることがあります。

例えば、当選確率を上げるために家族や友人数人で宝くじを共同購入したとしましょう。

当選金を出資した金額に応じて分配する約束で高額当選したら、代表者が当選金を受け取った後に共同購入者に分配すると贈与とみなされる危険性があるので注意が必要です。

 

その他、かかる税金はこちらになります。

贈与税
宝くじが当選してから、人に財産を渡した際にかかる税金です。


贈与税は年間110万円までであれば基礎控除となりますから110万円以上の贈与を受けた時は、贈与税として最寄の市役所や役場に申告することが必要。


贈与税がかかるのは、お金をあげる相手が親や子どもであっても同じで無償で宝くじのお金を渡せば贈与とみなされますが自分の子どもの教育費や生活費は非課税の対象となります。

相続税
高額当選をしてお金を銀行の預金口座に入れたままにしておくとかかる税金です。


現金資産は家族に相続する時に課税額が大きくなってしまい額も低くなりやすいです。
1億円の高額当選であれば相続税の課税対象になる価格が1億円ではなく、はるかに安い額となってしまいます。

現金を銀行口座に入れっぱなしで相続するのではなく不動産などにして相続するといいでしょう。
 

宝くじの口座登録は危ないって本当?当たるとバレるし・税金は?まとめ

今回は「宝くじの口座登録は危ないって本当?当たるとバレるし・税金は?」について書いていきました。

宝くじの口座登録は危なくはなく、高額当選した場合は当選金は現金で受け取らず指定の銀行の預金口座に振り込んでもらうのが一般的だということが分かりました。

また銀行側が当選者の情報を漏らすことは決してありません。

しかし、いきなり仕事を辞めたり生活水準を上げて贅沢三昧をしていると、周りの人にバレるので注意が必要です。

1人で悩まずに信頼できる専門家に相談したり、税金の勉強や対策をするといいでしょう!